コダック Retina IIaの1940年台の戦後モデルのレンズをソニーのＥマウント（ＮＥＸ）カメラで撮影できるように改造しました。レンズは「Retina-Xenon f:2/50mm Schneider-Kreuznach 」10枚絞り羽(2-16)です。純正のヘリコイドは利用せず、ミノルタの50mmの交換レンズの鏡筒を利用しました。ピント範囲は∞から40㎝ぐらいです（鏡筒の印字とは対応していません）。
程度の良いカメラからの移植で、外観光学とも特に問題のない並品でした。レンズは目立つ傷やカビ等は見受けられませんがLED照射すると曇りやチリホコリが散見できます。

商品はレンズ本体とかぶせ式のフィルター（30mmのガラス用）とコニカのフードと中華製NEXリアキャップのみです。ねじ止めのコニカのフード（Konihood）は外径32mmぐらいのレンズに使える便利なフードです。
ミノルタの鏡筒は細かい傷と塗装剥がれがあります。レンズとの組付けはｍコダックのオリジナルのヘリコイド部分を利用して締めこんでいます。ネジロック止めなので強く緩めると外れます。レンズのメンテナンスは行えます。