このたびはご覧くださいまして、ありがとうございます。今回、ご紹介いたしますお品物は中国のお土産。 軟木画(コルク画)です。コルク画はコルク彫刻や木画とも呼ばれ、彫刻や作画で作った庶民的な彫刻工芸品です。福建省の福州市は主な生産地です。コルク画は20世紀の初期に福州郊外出身の呉啓碁によって確立され、脱胎漆器（漆器製造法の一つで“脱胎”で作った漆器）、福州の寿山石彫とともに“榕城三絶”として知られています。コルク画の題材には美しい山水の風景観や花や鳥、魚、虫などを表現するものが多く、表現技法は立体彫刻、浮かし彫り、すかし彫りなど。コルク画は色調が古めかしく素朴感があり、形は真に迫るものがあります。このお品は中国古代の建物や楼閣、庭園などの景色を巧みに再現しています。また手軽で素材は変形、腐食しにくいという特長も持っています。原料の軟木は一般的に硬度が低く、彫刻もしやすく、色合いの調和がとれており様々な紋様やきめ細かくつやのある質感などの特徴があります。細かな技法で精密に松を彫り6羽の鶴が松に止まり優美な姿を表現しております。ガラス額の中にコルクに施された繊細な彫刻が織り成す小さな世界。状態：木枠に小傷少々ありサイズ 高さ 36cm 横 54cm 奥行 19cm#コルク画#軟木画#福建省#彫刻#工芸品#中国#芸術#骨董品#アンティーク#中国工芸値下げ歓迎中です！