コンチネンタル航空の名は、今はアメリカのエアラインにはない。２０１０年にユナイテッド航空と持株会社方式で経営統合し、２０１２年にユナイテッド航空と完全統合された。経営統合した当時、コンチネンタル航空は全米第４位の航空会社であったが、かつては全米２８社中、２６位にまで低迷していた時期もあった。それを建て直したのが、おまけにつけた洋書『ＦＲＯＭ ＷＯＲＳＴ ＴＯ ＦＩＲＳＴ』の著者ゴードン・ベスーンである。彼がＣＥＯへ就任すると、強力なリーダーシップで改革を断行した・・・・・。整備部門の合理化を計るために、機種をすべてボーイングに統一した。車は免許を取れば、たいていの車種を運転できるが、パイロットは違う。エアバス、ボーイングなどそれぞれの飛行機に対して免許が必要なのだ。多様な飛行機を持っていれば、それぞれに専門のパイロットが必要なのだ。一人のパイロットが、どの機種でも運航できるワケではない。機種の統一は人件費削減につながった。整備部品も大量発注し、安く仕入れられるメリットが生じた。やる気のない社員たちにも、インセンディブを提示した。毎月、目標を掲げ、売上げ増や節約した分の報酬を社員全員に分配した。これらは代表的な案件だが、多様なアイディアで目標（全米５位以内）を短期間で実現した。『ＦＲＯＭ ＷＯＲＳＴ ＴＯ ＦＩＲＳＴ』は、全世界で読まれた名著で日本でも翻訳出版されている。 ゴードンとコンチネンタルの軌跡は、まさに〝奇蹟〟であり、世界中の経営者を驚かせた。私は、コンチネンタル航空の取り組みを、縁あって実際に取材することができた。本の出版が主目的だが、複数のメディアで紹介。本品は約２０年前、数年間で計７度渡米 し親しくなった関係者から頂戴したものだ。飛行機模型は、ボーイング７６７ なのか、７７７なのか、それ以外なのか私は、航空機は専門外なので正直わから ない。ただ、本品は今や経営統合されたエアラインだけに、アメリカ現地でも入手困 難な逸品である。材質は金属製で、全長約38センチ・翼幅約センチ、台座からの高さ約13ページセンチ。細部まで精巧な高級レプリカモデルだ。持ち上げると、ズッシリとした重量感がある。飛行機模型のほかに、コンチネンタルの関係者からもらった整備クルーの特性ブルゾン（非売品）もおまけにつけよう。それと、当時、マイルを貯めることのできた「one pass」なるカードもあったのでつけよう。ブルゾンは、洗濯済みのものだが、整備の際の油ジミが点在してある。どれも記念の品ではあるが、我が家では飾るスパースがなく、ぜひエアライン・マニアの方に大事にしてもらえたらと思う。なお、送料は、国内であれば全国どこでも、当方が負担、サービスいたします。