当方自作の300Bシングルアンプ（13作目）オールタムラトランス未使用品を使用長文の商品説明で恐縮ですが、お許し下さい。
これは、K.A.Lab様提供のキットの内、前所有者様から未使用のトランス類とシャーシ及び付属品を入手し、当方で３００Bアンプに組み上げたものです。従ってパーツ類は１点を除き全て新品で作成しております。（立型コンデンサーのみ新同品）シャーシは、前所有者様の保管中に若干の痛みが着いておりますが、気になる程度ではないと思います。
トランス類は電源トランスがタムラSPT-150、出力トランスがタムラSOT-525、チョークトランスがタムラSCH-515です。真空管は、整流管はElectron 5AR4、増幅管はPhilips 6SJ7WGT、出力管はPSVAN 300Bマッチドペア（ロゴ無印刷）です。いずれも新品か未使用品です。
なお、出力管は別の種類（Full musicのナス管、桂光300Bなど）もありますので、ご希望により交換は可能です（追加料金必要、落札者様とのご相談）。
パーツ類は定評のある国産品、特に音の要には音が良いと評価の高いパーツを使っております。また今回配線材にWEのビンテージ単線を使いました、なかなか良いので今後も使っていきたいと思います。内部写真をご覧下さい、パーツ類をご存じの方は納得頂けると思います。
サイズは、幅約43cm・奥行約30cm（突起物を含む）・高さ約20cm。重量約16kg
今回使用したタムラトランス類はいつも使っている物の２倍以上しましたが、さすがに電源投入当初から素晴らしい音を聴かせてくれました。それから約１５時間経過、現在はまだまだエージング途中ですが、この先さらに素晴らしくなる予感がします。
テスト環境は、８畳洋間にオーディオサーバー～ヤマハネットワークプレーヤー～当機～ヤマハNS1クラシック。いつもと同様、ベートーベン弦楽四重奏曲、John Coltrane、Celine Dion等の女性ボーカルを聴きましたが、どの曲でも大変気持ちの良い音楽を聴かせてくれております。
300Bがなぜこんなに人気があるのか？私なりに多数のアンプを聞き比べた結論は、300Bが持つ「人に優しい音楽空間」でないかと思います。聴き疲れがしない音、リスナーの周りを優しい音楽空間が取り巻いている、そんな感じです。
1日の終わり、ソファーに身を委ね音楽を聴いていて夢のような、その音楽と一体になった世界に入り込むことがしばしばです。もちろんこれは、単に私個人の感覚ですので、皆さまが同じ体験をされるとは限りません。ただ、これが私が何年も数多くの300Bアンプを作り続ける理由です。
前作は、今月初めに当方の設定した上限価格で落札されました、これです。https://page.auctions..co.jp/jp/auction/r1039780010現在アフターフォローのため落札者様とmailを交換しておりますが、「以前のアンプに比べて中低音が分厚くなったと感じる。」と評価頂きました。それ以外でも多くの方から高い評価を頂いております。
もちろん中には、音が良くない感じられた方がいらっしゃるかも知れません（まだ聞いておりませんが）、もしそのような場合は、当方の可能な限りのアフターフォローを致します。
このアンプも前作同様高額になりすぎないよう上限価格を設定したいのですが、コストを考えるとそれがかなり高額となりますので、あえて設定をしておりません。例えこのアンプの落札価格が10万円程度であっても、きちんとお届けしますし、同じようなアフターフォローも致します。
発送は、厳重梱包し、兵庫県発クロネコ140サイズとなります。他にも出品しておりますので、ぜひご覧下さい。よろしくお願い致します。（2022年 3月 21日 11時 54分 追加）元々の部品として、ボリュームはBカーブ100KΩが付いていましたが、私の部屋での最適音量が２か３の位置となり低いレベルでの音量調節がやりにくかったので、使い勝手を考えて先ほど東京コスモスのＡカーブ100KΩボリュームに交換しました。それで、最適音量が７の位置になり、微妙な音量調節がやりやすくなりました。
反面ボリュームを大きく回すので、出力が少ないようにも感じられますが、当然同じです。オーディオアンプの場合、Ａカーブを好まれる方が圧倒的に多いです。元々のボリュームもお付けしますので、もしＢカーブに戻したい場合でも可能です。
（2022年 3月 26日 16時 20分 追加）先日ボリュームを取り替えたと書きましたが、その後の聴感上は前のボリュームの方が良かったので、元に戻しました。音量調整も意外とスムーズに出来ます。今まで使わなかったのですが、Bカーブも意外といいですね。
取り外したAカーブのボリュームは付けますので、技術のある方は交換が可能です。