マイセン初期のコバルト下絵付けの代表的パターン。ブルーオニオンの人気が出始めたのは1800年代に入ってから。それまではストローフラワーとも呼ばれるこちらが主流だったそうです。のちにこのパターンを買い取ったのがロイヤルコペンハーゲンでブルーフルーテッドシリーズのベースになっています。ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドよりも深く長いレリーフが特徴的であり魅力です。かつてはマイセンのブルーオニオンを圧倒する人気を誇った名作ですが、現在では希少なシリーズとなっています。個人的にはブルーフルーテッドが繊細的で女性らしいと思います、こちらはマイセンらしく、爽やかで奥深い、一本一本の線は優しいですが力強く、眺めるだけで元気をもらえます。ほどよい重量感、滑らかな触感、他のブランド洋食器と一線を画す素晴らしさを味わっていただけると思います。使用回数の少ないお品です。