YAMAHA YTR-334S インペリアル 銀メッキ アトリエカスタム シルキーMⅡクローン

商品説明 ★Schilke MⅡ クローンタイプ
YAMAHAのトランペットの設計にアメリカの代表的なプロフェッショナル・トランペットメーカーの創始"Renold Otto Shilke"が携わり、特に力を入れていたインターミディエイト（中級クラス）の代表的な"インペリアル"です。インペリアルにはローズブラスベルをラッカーで仕上げたモデルとイエローブラスを銀メッキで仕上げたYTR-334Sがラインナップされ、特に銀メッキ仕上げのYTR-334SはYAMAHAからアメリカのシルキー社にパーツが供給されて、シルキーの工場で組み立てられた"Schilke MⅡ"とはクローン関係になります。
本器では”Schilke MⅡ"同様のリバースチューニングスライドにリビルドすることでシルキータイプ本来のスムーズな吹奏感を実現しました。
現行品のYAMAHAのインターミディエイトモデルのYTR-4335GSとは性格が異なり、ライトウェイト、リバースチューニングのシルキータイプは現在では入手困難なタイプになります。
本器はYTR-334Sとパーツの多くを共有する”Schilke MⅡ"の仕様をカスタマイズにより出来る限り再現したもので、市場に出回っているYTR-334Sともまったく別物です。また、当時のYAMAHAプロモデル・トランペットで"Schilke B5"クローン器とも言われていた、YTR-734，YTR-737のチューニングスライドとも互換性が確保された工作精度でリビルドしています。
リバースチューニングスライドと移動したフロント・ベルブレースにより、劇的に吹奏感が変わっています。ノーマル時との優劣ではなく、シルキーテイストになっています。この吹奏感は現行のYAMAHAのラインアップでは出すことは出来ません。
YTR-334S (1977-1982) / Bb / Bore:ML - 11.68mm(0.46inch) / Bell: 127mm (5inch)TYPE"B" / Bell Material:Yellow Brass / Finsh:Silver Plate

★カスタマイズ内容
■チューニングスライドをリバース仕様にリビルド
姉妹器とも言える"Schilke MⅡ"がリバースチューニングであるのと同様にインペリアルにはリバースチューニングがマッチングします。
安定した吹奏感とエアの流れもさらにスムーズに。チューニングスライドは、プロモデルYTR-734、YTR-737のチューニングスライドとも互換性のある精度で仕上がっています。
■フロント・ベルブレイス（延べ座）の取り付け位置をバルブケーシング側に移動
ベルの振動の支点を変更することで響きの余韻が発生しやすく、倍音成分も増加します。
■3rdスライドのアジャスト可能なフィンガーリングを固定タイプに換装
アジャスタブルタイプは体格の異なる学生プレイヤーが使用することを想定していますが、経年使用により、グラ付くようになってくることがあり、本器では上級機種用のフィンガーリングに換装し、ストレスなくスライド操作が可能になるようにしました。学校仕様っぽさも払拭されました。（YAMAHA純正パーツ）
■リードパイプ上のピンキーフック（子指掛け）を上級機種用のパーツに換装
真鍮プレス加工製のフックから上級機種に採用されているニッケルシルバー製の削り出しパーツに換装し、外観をアップグレード。（YAMAHA純正パーツ）

★出品内容
・トランペット本体
・マウスピース
・ハードケース

★コンディション
・銀メッキは現状で100%メッキが残っています。（詳細写真参照）硫化反応による黒ずみは出来る限り磨きましたが、ポリッシュで磨けばさらに輝きます。
・目立つ打痕や凹みは修正済みですが、補正痕や吹奏に影響しないレベルのアタリ痕があります。（写真で確認可能です）
・カスタマイズにともなうハンダ痕等あります。（加工の仕上がりについては好評を頂いています）
・スライド、ピストンバルブの作動性、気密性に問題はありません。プレイヤーズ・コンディションです。
・スライド、バルブは超音波洗浄に加え、ラッピング（摺合せ）処理等のオーバーホールを実施しています。

★当工房では、詳細画像でダメージ箇所を含めて出来るだけ写真確認が取れるようにしています。
※詳細な画像が御覧になれるリンクです。

★持ち込みカスタマイズ大歓迎
お手持ちのインペリアルのカスタマイズを承ります。内容にもよりますがパーツ代を含めて15,000-程度です。一般的な楽器店では簡単なメインテナンス（洗浄、注油）だけでもはしますので、かなりお手頃です。
インペリアルのカスタマイズ実績〈google Driveにリンクします〉
《詳細画像に連絡先の案内を掲示しています》〈google Driveにリンクします〉
当工房は店舗は持たず、WEBサイトで運営しています。楽器の買取も可能な「古物営業許可証」を取得しています。
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