〇商品説明萩焼伝統の枇杷釉と、白い釉薬の掛け分けが美しい、手付き菓子鉢です。大きさがあり、重量があるものの、しっかりとした造りで歪みがなく、釉薬の対比が見る者の眼を惹きます。造形も見事で、凹凸のある縁取りや取手の彫りなど、手抜きのない仕事振りに作者の手練が見て取れます。作者は名工として知られた12代田原陶兵衛。近現代の萩焼史において、五本の指に入る作家です。状態はとても良く、まるで未使用のようです。共箱もきれいで傷みがなく、しおりが付属しますが共布がなかったので、当店で黄布と薄紙、箱かぶせ紙をご用意させていただきました。「12代 田原陶兵衛」大正14年に10代陶兵衛の二男として生まれる。号陶兵衛。父や兄11代陶兵衛に陶芸を学び、兄の死去により12代を襲名。12代田原陶兵衛はその名を知られた名工であり、特に茶道への造詣を深め、茶陶中心に作品を発表した。田原家は、江戸時代から続く深川萩の陶芸一族としての名跡であり、現在は13代が窯を継いでいる。〇商品状態状態：無傷完品。状態は非常に良く、未使用にちかいです。刻銘：本体裏に「陶兵衛」の丸印あり。また共箱に箱書きと印あり。縦幅：約23.5cm横幅：約23.5cm高さ：約14.5cm付属品：共箱・しおり・黄布・薄紙・箱かぶせ紙〇発送薄紙で本体を包み、黄布でさらに包みます。緩衝材を敷いた共箱に収め、エアーパックで箱を包んで、ダンボールに入れて発送いたします。ダンボール内では緩衝材として丸めた新聞紙を使用しております。