JBLのパッシブスピーカー「J213 PRO」です。以下の整備を施しています。 ・ ネットワークの刷新 ・ 配線の引換え ・ ツイーターパネルの刷新 ・ スピーカーターミナルの交換 ・ 前面ネットの張替え ・ ブラケット用ボルトの交換内部のネットワーク回路のパーツを新しくしています。（写真5枚目左下） ツイーターのコンデンサは電解コンデンサから指月電機製PETフィルムへ変更。ウーファーのフィルターを6dB/octから12dB/octに変更。新たにニチコン製オーディオ向け電解コンデンサ「MUSE」を付加しています。 併せてコアコイルも新しいものに交換しています。 クロスオーバー周波数はオリジナルとほぼ同一にしてあります。スピーカーターミナルからネットワークまでをOFCケーブルに、各ユニットまでの配線をJBL製スピーカーケーブル「JSC450」にそれぞれ引き換えています。（5枚目右下）経年でボロボロになるツイーターユニットの樹脂製パネルを撤去し、塗装したエンジュの板材で張り替えています。スピーカーターミナルをバナナプラグ対応のものに交換しています。（7枚目左下）前面のサランネットを張り替えています。 紫地に金の麻の葉文様です。綿100％製。 エンブレムは車載用のものを流用しています。背面のブラケット用ネジ計8本を、六角ボルトに交換しています。--------キャビネットには、外装シートに経年相当の劣化があります。（8枚目）片方のツイータードームのチタン蒸着が若干薄くなっています。（6枚目） ※ 錆ではありません前面ネットのフレームのクラックを補修しています。（7枚目右上）--------名機「J216 PRO」の弟分として登場したスピーカーです。発売期間が比較的短く、流通数が少ないという意味でややレア。低音再生能力は体積の大きいJ216 PROに軍配が上がりますが、ドライでストレートな中音域は兄譲りです。その特性を生かすチューンにしてあります。--------主な定格 ・ 2WAY/2Speaker/バスレフ型/ブックシェルフ型 ・ 寸法：W210 x H296 x D225 mm ・ 重量：5.6kg/1本 ・ 再生周波数帯域：65Hz～20kHz ・ インピーダンス：8Ω