ヴィンテージ昭和初期作と伝わる伝統型与那城三線 販売済み 八重山黒木鶉目 復刻塗装塗りで完全レストア済 本皮張胴装着

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ご覧いただきまして誠にありがとうございます。昭和初期(三十年代)作と伝えられる伝統型の与那城三線のご紹介です。最後まで是非お目通しください。

使用されている材は古い八重山黒木材ウジラミ、そして野長が昔寸法の一尺五寸五分。この正型与那城は元々民謡演奏家として活動された方(芯に昭和40年頃の修理に出した際の名シール有り)が所有されていたもので、その後前所有者が譲り受けたものです。

現代に見られる与那城型とは違い、伝統型は特徴が異なります。まず、天や鳩胸に真壁型のような柔らかさがあること。野面(ネック)に卵形のような形状をもち、芯にも漆が施されています。音色は力強さよりも抜け良く丸みのある音色が大きな特徴です。

当初は漆塗りは古く剥げ落ちておりましたので、元の形状を崩さぬよう塗り剥ぎを行い、やや焦茶色に光る「ウルミ塗り」と呼ばれる伝統的な色味を再現して仕上げいたしました。
2022年仕上げの両面本皮張り八分張りに、手作り胴巻きを装着し総仕上げを行いました。

また芯の先端部分の猿尾には、戦前〜昭和初期に見られた割れどめの技法が残されており、ほかにも古い接着跡(漆喰)が確認できる点にもご注目ください。
年代の割に棹に大きな狂いはなく、演奏に支障はございません。

現代型とは違った落ち着きのある伝統型三線に興味がある方やお探しの方、古三線ファンの方に是非おすすめする一本です。

沖縄からゆうパック着払い140サイズでお届けいたします。お取引の最後までどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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