先週に引き続き、春の雰囲気が漂う品質の優れた鉱物を揃え、【春のコレクション2】特別出品を行います。
サイズ：約47x38x20mm重量：約26グラム産地：N"tola Mine, Mindouli, Mindouli District, Pool Department, Republic of the Congo. コンゴのントラ鉱山からの球状翠銅鉱群晶標本、2019年に発見されたントラ鉱山の二種類の独特な翠銅鉱産状の一つです。赤い母岩の上に翠銅鉱の結晶が灌木の葉っぱのような並び方でボール状に成長し、ボール状群晶が標本の手前から奥まで次第に大きくなり、整った赤い母岩と合わせてみるとまるでアフリカの赤土の大地に成長する灌木林景観のジオラマのような得難い球状翠銅鉱標本です。 コンゴのントラ鉱山はアフリカ大陸南部・ザンビア中部のカッパーベルト州からコンゴ民主共和国南部の上カタンガ州に跨る巨大な銅山地帯であるカッパーベルトの一部で、古海岸線沿いに堆積した銅鉱物から形成したこの地域は推定2000万トン級の銅埋蔵量を有する銅の世界的な産地です。ントラ鉱山は比較的に新しい銅山ですが、2019年にントラ鉱山から採掘された奇妙な二種類の翠銅鉱標本が注目を集め、その一つは凹むカップ状の翠銅鉱晶洞が繋がる産状(画像6 参考画像、商品に含まれていません)で、もう一つは母岩から凸る球状翠銅鉱産状です。とても魅力的で正反対となる産状が当時の大きな話題となりました。目に沁みる緑が特徴の翠銅鉱は銅鉱床上部の酸化帯から生成する二次鉱物で、学名ダイオプテーズはギリシャ語“透けて見える”を意味する言葉が語源で、結晶の内部に微細な劈開が光を反射し透けて輝くことを指します。こちらの商品はントラ鉱山からの球状翠銅鉱群晶標本、2019年に発見されたントラ鉱山の二種類の独特な翠銅鉱産状の一つです。赤い母岩の上に翠銅鉱の結晶が灌木の葉っぱのような並び方(画像1)でボール状に成長し、ボール状群晶が標本の手前から奥まで次第に大きくなり、整った赤い母岩と合わせてみるとまるでアフリカの赤土の大地に成長する灌木林景観のジオラマ(画像2,5)のような得難い球状翠銅鉱標本です。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。