1967年に発売されたMC2505は、真空管アンプを製造販売していた米国Mcintosh社によるトランジスタアンプの最初期のものの一つです。日本国内でのだったようです。出品する個体は20年近く前に海外でを購入したものです。117V電源に対応したアンプですが日本国内の100V電源で使っておりました。
フロントパネルランプ、半固定抵抗、劣化した電解コンデンサを10年ほど前に交換しています。この機種の弱点であるスピーカースイッチを数年前に分解清掃しています。スピーカー接続ターミナルには、プラスチックの欠けやネジの欠品があります。写真でご確認ください。購入時からシャーシの左右側面に紙テープが貼られていましたが、そのままにしてあります。写真をご確認ください。その他外観ですが、フロントパネル含め大きな問題はないと思います。写真でご確認ください。
しばらく使っておりませんでしたので、出品にあたり次のように動作確認をしました。・ 電源スイッチ、スピーカースイッチ、共に機能することを確認しました・ 4Ω端子にスピーカーを接続し、左右とも音が出ることを確認しました。特にノイズなどはなさそうです（※）・ メーターが左右ともにそれなりに振れることを確認しました。メーターレンジ切り替えも機能していそうです・ アッテネーターが機能することを確認しました。右chのアッテネーターには少しガリがあります・ フロントパネル照明ランプが一つ消灯していることを確認しました※数ヶ月前に短時間使った際に、片チャンネル（左だったか）から音が出たり出なかったり、という症状がありました。今回の1時間ほど動作確認した範囲では左右とも正常に音が出ていましたが、接触不良などの問題がある可能性があります。この点ご了解頂いた上でご入札ください。ちなみに数ヶ月前の時点では今は消えているフロントパネルランプは点いたり消えたりでしたので、こちらも接触不良かも知れません。
入力が1系統だけのパワーアンプですが、左右独立ですがアッテネーターがありますので、ボリュームボックスやプリアンプがなくても最低限の再生環境は構築することができます。Mcintoshの初期のトランジスタアンプらしく、生き生きとして弾むような元気な音が出てくると思います。
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