line6 echo parkです。

こちらの筺体は後期の軽量化されたモデルです。
短い期間しか生産されていなかったようで国内ではなかなか見かけないかと思います。
測ってみたところ570gほどでした。
初期モデルというか流通しているものは1キロ超えだったと思います。

生産完了品ですが、コンパクトかつ多機能での値段もじわじわとあがっております。
同社のverbzilla(こちらも廃盤で値段があがっております)も出品しております。
写真のバーブジラと比較してもかなり軽いです。

アダプターにて動作確認済み。

TAPE・DIGITAL・ANALOGの中からひとつをスイッチで選び、それぞれの特徴が再現された上で設定をしていきます。
TAPEならハイがいい具合に落ち、ANALOGならBBD素子のようなこもった歪みの感じがします。それっぽい発振もします。

ステレオのIN/OUTを搭載。TRAILSスイッチのONにすることで、残響音を残したままディレイをオフにすることもできます。
MIXツマミは音量で、12時で原音＝エフェクト音。
右に回しきるとディレイ音だけが出力されます。

搭載されている機能は以下の通り。
NORMAL…タップに合わせた普通のディレイ
TAP…タップを4分として、8分3連か付点8分のディレイ
SLAP…タイムの短いスラップエコー。古い部屋鳴り感が好き。
SWELL…BOSSの「SLOW GEAR」のような効果
SWEEP…フィードバック音にフィルターがかかる機能
DUCKING…ダッキングディレイ。演奏中はディレイ音が小さく。
MULTI…マルチタップディレイ。パターンは2種類
PING PONG…ピンポンディレイ
REVERSE…リバースディレイ

MODというツマミを回すことによって、モードごとに
TAPE…ワウ・フラッター
DIGITAL…コーラス
ANALOG…ビブラート
このようなモジュレーション効果を付加できます。

便利なところでは、タップテンポも搭載しています。
インプットにシールドを繋いで電源を入れるとランプはテンポに合わせて赤の点滅をはじめ、オンの時は緑の点滅になります。
テンポ入力に外部ペダルも長踏みも必要ないのは便利です。

Digitech digidelay、Behringer echo machine、BOSS Digital delayなどコンパクトで多機能な空間系をお探しの方にもおすすめです。

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