※必ず自己紹介欄をご覧の上、ご入札お願いします
パイオニア「ＰＤ－Ｔ０６（１２０，）」リモコン、取説（コピー）付の出品です。画像のものが全てです。このCDプレーヤーは、レコード盤のようにＣＤ記録面を上にしてセットします
・外観、綺麗な

レガート・リンク・コンバージョンを搭載したターンテーブル方式CDプレイヤー。

CDではカットされている20kHz以上の音を再現し、より自然な音楽を再生するため、レガート・リンク・コンバージョンを搭載しています。
この回路では、パルス応答性をより高めるために、CDに記録されている22.7μsec毎の音楽信号のデータの間を、楽器の周波数成分などの再現に適した、なめらかな関数曲線でつないでいます。これにより不要なリンギング(波形の乱れ)の少ない、オリジナルの音楽信号に近い波形の再現を可能としています。
また、このようなCDに記録されている信号を元に、記録される前のオリジナル信号を推定することにより、1/f減衰特性にしたがった20kHz以上の音の再現までも可能となり、聴感上でも極めて自然でなめらかな再生音を得ています。

メカニズムには、ディスクの不要振動を抑えるため、CDターンテーブル方式を採用しています。
ピックアップとスピンドルモーターをディスク下部から上部に移動し、ディスクをターンテーブル全面で支えることにより、外部振動や音圧の影響や、ソリのあるディスクにも強く、ディスクの不要振動を低減しています。
また負荷変動にも強いため、安定した回転性能を実現しています。

D/A変換部にはオリジナル開発のハイスピード・パルスフローD/Aコンバーターを搭載しています。
このD/Aコンバーターでは、ノイズシェイパーを384fsときわめて高いオーバーサンプリング周波数で動作させることにより、きめ細かなサンプリングが可能となり、再量子化によるノイズフロアを大きく低減しています。さらにノイズシェイパーも2次と低い次数で使用できるため、帯域外ノイズなどの音質への影響も抑えられています。
また、マスタークロックを16.93MHzという低いクロック周波数で動作させることにより、ジッターの影響を抑えています。

主要回路を信号の流れに沿ってシンプル＆ストレートに配置し、信号経路の最短化を図ったダイレクトコンストラクションを採用しています。ピックアップメカを中央に配したセンタートレイデザインをはじめ、デジタル/サーボ、オーディオ基板を独立分離し、相互干渉を防止しています。
さらにオーディオ基板にはシールデッドPCB(両面基板)を採用しており、デジタル系からオーディオ系へのノイズの飛びつきに対し、優れたシールド効果を得ています。
また入力から出力端子まで最短距離で結び、左右対称構成とすることで、配線材の引き回しによるノイズの侵入や回路の相互干渉を排除しています。

ピックアップ部には自社開発のクリーンレーザーピックアップを採用しています。
このピックアップでは、コリメータレンズなどの光学パーツを削減し、光学系のパワーロスを減少させています。さらに光路内の収差を低減させ、クリーンで歪の少ない信号の読取りを可能にしています。
またボディにはエンジニアリングプラスチックボディを採用しており、ピックアップボディを約1000の要素に分割し、強度解析を行う事により、高精度な精密形状を実現しています。
さらにフォトディテクタにはI/Vヘッドアンプを内蔵しており、信号の読取りエラーを減少するアキュフォーカスシステムと相まって、読取りエラーや外乱によるジッター発生を抑えています。

信号の読取りエラーを低減するアキュフォーカスシステムを搭載しています。
高精度な4分割フォトディテクタは、レーザー光を受け取る際に、先行の信号と後行の信号の間に位相差が生じ、RF信号が乱れます。これを改善するため、遅延回路により先行の信号を遅らせ後行の信号と合致させることにより、信号の読取りエラーの少ない高出力のRF信号を得ています。

オーディオ回路にはA級動作FETバッファーアンプを採用しており、出力インピーダンスを下げ、接続されるアンプの負荷などの影響を低く抑えています。さらにA級動作とすることで動作時の電力消費量の変動を低減し、安定した波形伝送を可能にしています。

スピンドルモーターには起動トルク65g・cmの高トルクをもつブラシレスホールモーターを搭載しています。φ4.5mmの極太シャフトと相まって負荷変動に強く、安定した回転性能を得ています。
またピックアップ駆動用には、静かで動作がなめらかなサイレントリニアモーターサーボ目かを採用しており、スムースなアクセスを実現しています。

ラミサートメカベースを採用しており、鋼板を2枚重ね合わせ特殊樹脂でモールディングした構造によって、振動減衰特性を向上し、磁気歪の発生を抑えています。
また、メカベースは特殊ゴムとスプリングを同軸化したコアキシャルサスペンションを介してメカシャーシにマウントされており、フロート構造にすることにより、シャーシから伝わる不要振動を遮断しています。

シャーシには多層構造ハニカムシャーシを採用しています。これは、高内部損失で高剛性のBMC(Bulk Molding Compound)によるハニカムシャーシをベースに、電磁シールドに優れた鋼板、クッション材を重ね合わせたもので、優れた制振効果により不要振動を低減しています。
さらに床からの音の反射も低く抑える大型ハニカムインシュレーターを採用しており、加えてシャーシの中央部に第5のインシュレーターを設置することで、シャーシの防振性を高めるとともに、センターメカニズムを支えています。

電源部には、デジタル/サーボ回路用とアナログ回路用に独立させたツインパワートランスを採用しています。
さらにオーディオ回路にはディスクリート構成のプッシュプル電源を採用しており、オーディオ用トランスにはバイファイラ巻きを採用し、音質改善を図っています。
電源回路は5パート12レギュレーターで、サーボ/デジタル、サーボドライブ、D/Aコンバーター、オーディオの+、－の5パート独立整流して相互干渉を防止しています。

操作キーを押した時だけ動作するクリーンマイコンを採用することでスキャニングノイズを抑えています。
またディスプレイoffスイッチを搭載しており、ディスプレイ点灯時のスキャニングノイズ発生を防止しています(バックアップ対応)

デジタル/アナログアウト切換えスイッチを搭載しています(バックアップ対応)。