ブラームスピアノ協奏曲第２番変ロ長調作品83
ピアノ ：ウィルヘルム・バックハウス指 揮 ：カール・ベーム管弦楽：ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団デッカ原盤 1967年、ステレオ録音ハイブリッドSACD
カール・ベームのスタジオ録音盤に対して、高い評価を与えることが少なかった音楽評論家の故宇野功芳も機会あるごとに同曲のベスト１として紹介していた名盤。エソテリックから発売された時に購入したものの、最近再生するまで未開封のままCDラックに収めていました。通常CD層の再生しただけですが、音質は第1楽章冒頭のホルンの響きからして、通常盤をしのぐ音の広がり感、柔らかさがあります。リマスタリングを入念に行うエソテリックのSACDの中でも、成功例の作品と言えます。CD本体やケース、解説、背帯とも極めて綺麗です。