〇世界的美術館収蔵品級〇 エミールガレ 藤の花文 鶴首型花器 33ｃｍ Emile Galle 真作保証 ドームナンシー ラリック ルグラ
商品説明製作者 エミール ガレ
製作国 フランス
製作年 1900年前後
製造方法 型吹きガラス
透明 乳白色 紫色の3層の酸化腐蝕彫り

アールヌーヴォーの巨星、ガラスの芸術家、天才工芸作家、数々の呼び名を持つ
エミール・ガレ(Emile Galle1846~1904年)は19世紀後半にフランスのナンシー
地方においてガラス、陶芸、家具という分野において画期的なイマジネーションに
より新しい芸術の可能性を切り開きました。
最先端の学問や流行を積極的に取り入れ、独自の表現理論に基づいて幻想的な
イメージを絡み合わせた世界観を具現化した作品は当時の人々を驚嘆させ、
アールヌーヴォーという芸術史の1ページを作り上げ、100年以上経た現代に
おいて、その評価はますます世界的に高まっています。

今回出品の作品は透明ガラスに紫の被せガラスを施し、酸化腐食彫り
(アシッドエッチング)により咲きほこる藤の花やつぼみ、その葉などを
描写しています。全体の下の胴体にあたる部分は丸い扁平体で、鶴のように
細く長い首が上の部分です。高さは約33cmあります。
この形の花器は1900年前後にガレの工房で製作されました。

植物に関する論文をいくつも発表したガレの自邸の敷地には、2ヘクタールの
庭園がありました。その庭園の中には日本原産の植物がなんと400種類も
あったといわれています。もちろん藤の花も彼の庭園で栽培されていました。
彼が作品のモチーフにした植物は多種多様ですが、藤の花は頻繁に
題材にされました。これは当時のフランスの流行であったジャポニズムの
影響が色濃く反映されています。

この藤の花の鶴首型の花器と同デザインのタイプが、あの世界的至宝を
多数展示しているロシア国立エルミタージュ美術館に収蔵されています。
高さ（美術館収蔵品は高さ約59ｃｍ）は違いますが、製作技術やデザイン
構成は同一と思われます。まさに世界的美術館級のエミールガレの作品
です。どうか、写真画像をよくご確認ください。

ガレの死後、世界各地でコピー品やニセモノがいろいろな方法で作られています。
こちらの作品は世界的美術館に収蔵されている作品と同じデザインです。
まさに真作です。いちにち一日と日を重ねるほどガレの作品の希少性と
芸術的価値は高まって行きます。

安心して末永くガレの作品をお手元で楽しんでいただくために、真作保証を
ご落札日より一年間つけさせていただきます。万が一、贋作やコピーと判明したら、
即刻お品代、落札手数料、送料および返送送料を全額お返しすることを保証
いたします。

西洋アンティーク作品に一定の鑑定力を有すると思われる店舗様または組織・団体様等
の発行する書面のご提示をお願い申し上げます。
（リサイクルショップ・訪問買い取り店様は対象外とさせていただきます。）

エミールガレ作品の真作の定義
ガレの生前および歿後において、エミールガレの工房は第一期（1874~1904）
第二期（1904~1914）第三期（1918~1931）と区切られます。そのすべてにおいて、
フランスのガレの工房にて製作された作品を真作といたします。

同じ作品の出品は二度とありません。なぜなら、ガレの作品はガレ工房の職人たちがひとつ
ひとつ手作りで製作していたために、まったく同じものはないからです。
世界的美術館級のガレの真作を手にすることのできる、まさに千載一遇のチャンスです。
どうかこの機会をお見逃しのないようにお願いします。

お気づきの点やご不明な点がございましたらば、お気軽に質問コーナーよりお問い合わせください。