◆DENON DP-3000 メンテナンス済み 完動品 #10
DP-3000は言わずと知れた名機です。詳しいスペック等はネット上どこでもご覧になれますのでここでは特に明記いたしません。この個体に関することだけ明確に記させていただきました。ご質問等ありましたらお気軽にご連絡ください。
出品に先立ち33/45回転それぞれ連続運転テスト（画像５）を間隔をあけて2回ずつ行いました。エージング合計24時間以上結果、常に安定した回転をえられましたので今回出品いたします。 ※当方50Hz地域でして60Hz環境ではテストしておりませんのでその点だけはご理解ください。 60Hz地域で使用する場合はプラッターを外し切り替えスイッチを60Hzに ストロボライトの取り付け位置を60Hz側に変えてください。（画像９）

シリアルナンバーからしてかなりの初期ロットだと思います。70年代この時代の初期ロットというものは非常にしっかり作られておりモーターやトランスのカバーまでもガッツリ作られたものという感じがします。また保管状況も大変良かったようで50年前の機種とは思えない外観、そして基板周辺など内部もチリ・ホコリもほとんど無く使用時間も短いのでしょうか接点などもかなり綺麗でした。もちろん品ですので小さなスレ等ない訳ではありません（写真でご判断ください）のでご理解ください。

修理・メンテナンス内容です・内外のクリーニング・磁気ヘッドのクリー二ング及び磁気面（ターンテーブル内側）との間隔の調整・ストロボライト、ミラー、スイッチ接点のクリーニング・モーターを分解クリーニング・シリコンオイルの注油・モーターカバー締め付けネジを新品に交換（画像６）・制御基板上の下記の電子部品の交換（画像７，８） →すべてのトランジスタを新品の同品または代替品に交換（16個） →すべての電解コンデンサを新品に交換（9個） →ICを新品に交換(1個) →一部フィルムコンデンサを新品に交換（3個） →回転速度調整用半固定抵抗を新品に交換（2個） →リレー、マイクロスイッチを新品に交換

回転速度は調整済みですが輸送中の物理的な振動で多少ズレるかもしれませんのでその際はオレンジのダイヤルで微調整してください。
また、オレンジのダイアルでの調整範囲を超えたときにしか使いませんが裏ブタの下から細い＋ドライバーを差し込んで半固定抵抗を回し33/45回転それぞれ速度を大きく変えることは出来ます。ただし、調整にはかなりコツが要りますので、基板のパーツを交換してた等で大きく回転速度が変わる時以外は触らないことを提案します。
当機種はトランスを固定せずぶら下げてトランスのわずかな微動も本体に影響しない作りになっています。このため輸送時はトランスがガタガタしないよう固定するために「輸送ネジ」を取り付けます使用するときには一度プラッターを静かに真上に持ち上げて外し「輸送ネジ」2本を外してください（画像９）プラッターの取り付け・取り外し時は0.2mm内側にある磁気ヘッドを傷付けないようお気を付けください。

※ゆうパックでお届け、発送は郵便局の開いている月～金曜平日のみとさせていただきます。
私も同様に修理・メンテナンスしたものを長く使っています。デザインも含めとてもお気に入りの機種です！！宜しくお願いいたします。