サイズ：約47x42x32mm重量：約33グラム産地：Novo Horizonte, Bahia, Brazil.
ブラジルのノボ オリゾンテからのルチルインクォーツ標本、透明度の高いウォータークリアな水晶群晶、特に際立つバランスで鎮座する無傷な3センチのメイン水晶双晶の内部に黄金の金属光沢が輝く照りの非常に強い極太タイプのルチル結晶が貫入し、すべてのルチル結晶が内包されるではなく、一部の結晶が外部に輝き、ルチルインクォーツ標本の典型的な貫入産状が観察できる標本で、さらに赤鉄鉱結晶を中心に放射状に成長する太陽ルチル産状も確認できます。金紅石と水晶それぞれ優れた産状を持ち、非常に透明な水晶の内部に貫入する極太金紅石群晶はまるで水面下に垂らす黄金の枝のように輝くまとまりの良い標本です。 ブラジルのノボ オリゾンテは大規模の機械化採掘が行われるため、研磨してオブジェや宝石を目的に採掘されたこの産地のルチル水晶は破砕した団塊状の場合が多く、人の手を加えていない自形結晶流通が少ないです。チタン鉱物は面白い特性を持ち、成分が同じ酸化チタンである金紅石、鋭錐石、板チタン石はなぜかそれぞれ違う性質があり、正方晶系の金紅石、鋭錐石に対して、板チタン石は直方晶系に属します。同じ5.5-6のモース硬度を持つ鋭錐石と板チタン石に対して、金紅石の硬度は6-6.5で、さらに金紅石だけで針状や柱状産状に分けられ、同じ成分を持つ鉱物がこれほど豊富な同質異像体が存在することはなかなか興味深いことです。こちらの標本はノボ オリゾンテからのルチルインクォーツ標本、透明度の高いウォータークリアな水晶群晶、特に際立つバランスで鎮座する無傷な3センチのメイン水晶双晶の内部に黄金の金属光沢が輝く照りの非常に強い極太タイプのルチル結晶が様々な方向から貫入し(画像2,画像5:メイン結晶の左方)、すべてのルチル結晶が内包されるではなく、一部の結晶が外部に輝き(画像2,3)、ルチルインクォーツ標本の典型的な貫入産状が観察できるダイナミックな標本で、さらに赤鉄鉱結晶を中心に放射状に成長する太陽ルチル(画像5)産状も確認できます。金紅石と水晶それぞれ優れた産状を持ち、非常に透明な水晶の内部に貫入する極太金紅石群晶はまるで水面下に垂らす黄金の枝のように輝く(画像1)まとまりの良い標本です。 この度、コレクション整理のため出品いたします、この機会を是非お見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。