xvpbvx 実録 日露戦争最中出来事 「敵将校との会見始末」 明治38年2月21日 直筆手紙 シャンパン/煙草/焼鳥宴会写真/ロシア兵名刺 5-C041/1/60L
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■品の特性上、経年なりの細かなスレや汚れなど御座います。
細部にわたる瑕疵の未記載・些細な見落としのある場合も御座います事をご了承下さい。
サイズ 幅16.5cm 縦24.5cm（実寸約）
商品説明 ■敵将校との会見始末記 明治38年2月21日の出来事
下書き含む全2冊。
登場人物
日本軍 筆者、友田中尉、小松、篠原上等兵他
ロシア軍 一等大尉グゴ、ハクーバンコザック連隊2等大尉、ブラッキー、コラーチフ上等兵他。
かいつまんでの粗筋。
ことの発端は、明治38年2月12日 中隊が双樹の敵情を捜索時に友田小隊（友田中尉）が敵と遭遇。
その際に日本人から、ロシア兵からのメッセージを受け取った事。
ロシア語を解さないため旅団司令部の通訳を探し、指示を仰いだ様子。
17日に通訳に返事を訳してもらい、志那人の使者を雇い、返事を届ける事となる。
疑いながらの対応で返事が遅れたことを謝罪、21日に、互いが白旗を持て双樹と黒?子を出発、
中間点で落ち合おうとの提案のようです。
返事は、双樹村と肖蘭の中央平地で落ち合おうとのこと。
日本側にロシア語の通訳がいなければ、英語、ドイツ語、もしくはフランス語を理解する人で良いと。
会見場所地図有り。
会見に、ロシアは酒、肴を用意するとのよう、こちらも日本酒、肴を準備して行こうと。
日本軍携行品 日本酒2斗、焼鶏10羽、干し柿10箱、生撮り10羽、葉巻、煙草、ピンヘッド1箱、
粟おこし1箱、ハンカチ1ケース、絵葉書（ステッセル/乃木将軍）
シャンパン2本（貴重品、失礼に当たるか協議の結果携行、大好評だった？）
かくして、「ブラン」と「シャンパン」で乾杯。大大宴会になりそうです。

ロシアの軍刀と日本刀（村田刀）を交換など、和気あいあいのご様子。
捕虜の扱いについての意見交換（手厚く保護）など私人としての意見も。

明治38年（1905年）1月22日血の日曜日事件の1か月ほど後の出来事。
場所は奉天から80㎞ほどの遼陽市から西北に40kmほどの所（現遼中県辺りか）
表紙には奉天会戦開始の6日前と。
現在の資料では、奉天会戦「2月21日から3月10日にかけて奉天で行なわれた日露戦争最大の陸戦」
だとすれば開戦当日の会見、実際の奉天会戦1905年2月27日ごろが開戦の日付と伺えます。
切迫した状況の中、「誰も戦いなんかしたくない！」と、切実な双方の意見も見られる貴重な資料です。
筆者は不明、是非映画化してほしい希少な資料です。

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