世の中がゴールデンウイークに突入する前、金沢駅近辺に１３泊いたしました。まあ、短期間ではありますが、「金沢市民になったつもりで暮らした・・・・・」と申し上げて良いかもしれません。なかなか良かったです。大阪と比べると、気温が低く、まるで、朝と晩は冬の様な寒さでしたが、なんとか、「半袖のＴシャツ」で乗り切りました。金沢は、食材の宝庫です。「（白身魚の王者と言われる）のどぐろ」「甘エビ」「ホタルイカ」などをはじめ、「たい」「黒だい」「石だい」「さわら」「かんぱち」「ぶり」「ひらまさ」「かさご」「イカ」「ガスエビ」「(富山からの)白エビ」「縞エビ」「鬼エビ」など、実に種類が豊富です。新鮮で、値段も、大都市圏と比べると、リーズナブルです。某は、アルゼンチンでの苦い経験がある為、牛肉はほとんど食べませんが、「加賀牛」「能登牛」などもあるようです。そして、「和菓子」も、京都ほどではないにしろ、地方都市にしては非常に種類が豊富で、しかも、洗練されております。「輪島塗」などの伝統工芸品の店も点在しており、目を楽しませてくれます。 ところで、金沢で忘れてはならない食材は、「金沢おでん」でございます。鹿児島の「味噌おでん」や、静岡の「静岡おでん」の様に、個性の強い味ではありませんが、上品にまとまっており、完成度の高い「おでん」だと思います。そんな「金沢おでん」を味わおうと、近江町市場の近くにある、老舗のおでん屋に入り、「おでん定食」を頼みました。しばらくして、席に運ばれてきましたが、おでんは言うまでもなく、白飯も格別(最上級)だったし、漬物も、みそ汁も、惣菜も素晴らしかったです。そして、すっかり満腹になり、トイレに行こうと店の中の細い通路を歩いていくと、その通路に、百匹近い「羽付きの大きな黒アリ」が、うごめいておりました。某は、アリが大嫌いです。ブラジルの３㎝近い巨大アリをはじめ、木の葉を運ぶ獰猛なコスタリカのアリ、噛まれるとかゆみがずっと続くタイの赤アリ、カバンのチャックを通り抜けるカンボジアの超小型アリなど、様々なアリと戦い、苦しめられてきましたが、まさか「小京都」と呼ばれる「洗練された都市」であるはずの金沢市で、「羽の生えた巨大な黒アリ集団」に出会うとは、夢にも思いませんでした(笑)。 さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、タンザニアで、ほんの１～２年ほど採掘され、その後、急に見つからなくなった希少石「ピンクジルコン」でございます。ジルコンなので、本当に良く光り輝いてくれます。今、市場にあるのは、昔の在庫が出回っているだけで、当方のピンクジルコンの様に、はっきりとピンクを感じられる「ピンクジルコン」には、なかなか出会えません。しかも、こういうスクエアなカットは、珍品中の珍品でございます。先述した「羽付きの黒アリ」じゃないですが、「まさか、金沢であいつに会うなんて・・・」、改め、「まさか、ヤフオクでこいつに会うなんて・・・」でございます。