室町時代の備州刀 末三原です。
日刀保 保存鑑定です。


末三原とは備後の大和伝の刀工です。

三原とは南北朝期に尾道あたりに大和から手掻の刀工群が移り作られました。
戦国時代には小早川氏の元で作刀し、毛利氏の刀工として栄えました。
毛利元就の佩刀としても有名です。

また、幕末になると、新選組の芹沢鴨が佩刀とした事で有名です。


この三原は、恐らく応仁の乱頃から戦国時代前期、1450年～1550年頃の刀と思われます。



元幅も長さもあり、非常に健全な古刀です。
拵えも新らしいものにしました。


柄は関西の武道具商社の居合用のものです。
鞘も居合用の比較的高級なものを使っています。


ガタツキはございません。








銘 無銘(末三原)

長さ 70.9cm
反り 1.6cm
登録証番号 063001

先幅 2.0cm 元幅 3.1cm
先重 6mm 元重 8mm

刀身重量 650g
（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）





肌が出て美しい刀です。

古研ぎですが、美術研磨もなされて十分美しいです。

保存の鑑定もある事から分かる通り、ハギレ・曲がり等の致命的な欠点はございません。




本鍛錬の古い刀なので、鍛疵等は当然ございます。

画像を見て自己責任の上でご入札願います。
骨董品のため、完璧をお求めの方、神経質な方はご落札をお控えください。
品のため、ノークレームノーリターンでお願いいたします。



送料はヤマト着払い(千葉県発送)となります(140～160サイズを想定)
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/estimate/ichiran.html xkcrx ・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・