今週は五月の初夏特別放出に引き続き、【初夏のコレクション2】特別出品を行います。 サイズ:約98x56x50mm重量:約53グラム産地:Karur District, Tamil Nadu, India. 紫水晶の名産地であるインドのカルール地域からの紫水晶、玉髄と方解石の共生標本、10センチに近い大型標本です。お米のような潤い質感を持つ薄紫色アメジスト群晶が真っ直ぐ伸びるチューブ状玉髄を中心にうねり上がり、アメジスト群晶の叢の中に明るい赤い蛍光を放つ方解石の六面体結晶が隠れ、全体はまるで昇龍のようなバランスを持つ繊細でありながら迫力を放ち続ける標本です。さらに最も特筆すべきことは繊細な紫水晶が様々なバランスで群生する賑やかさが最大の特徴とするカルール産アメジスト標本に相応しいバランスだけでなく、実はこちらの標本は中心に玉髄の芯部が確認でき、外部に紫水晶が覆う円柱状産状という流通の最も多いアメジスト産状に、結晶の発達が止まり、中心の玉髄が完全に覆われていない成長の過程を記録した一点物となる独特な産状が観察できるカルール産紫水晶標本です。 インドの最南部の東側に位置するタミル・ナードゥ州は西側のケーララ州に隣接し、南東側にはポーク海峡とマンナール湾を挟んでセイロン島即ち現在のスリランカが位置します。タミル人の地を意味するタミル・ナードゥ州とスリランカ北部の一部は世界最古の言語の一つであるタミル語が話され、州全体は農業と製造業が主な産業で、インドの中で最も都市化が進んだ州でもあります。州中部のカルール県にペグマタイト鉱脈が存在し、古来の宝石、鉱物産地として知られています。カルール地域で採掘された紫水晶の一部は繊細な細長い結晶が様々なバランスで密生し、その賑やかな産状で紫水晶の名産地とされています。紫水晶の採掘は現在でも行われていますが、長年の乱獲によりカルール産紫水晶として評価される繊細な細長い結晶が密生する産状が現在の市場でなかなか出会えない存在となりました。こちらの商品はカルール地域からの紫水晶、玉髄と方解石の共生標本、10センチに近い大型標本です。お米のような潤い質感を持つ薄紫色アメジスト群晶(画像9:松茸水晶の産状を持つ個体もたくさん確認できます)が真っ直ぐ伸びるチューブ状玉髄を中心にうねり上がり、アメジスト群晶の叢の中に明るい赤い蛍光を放つ方解石の六面体結晶(画像4,5,6,7)が隠れ、全体はまるで昇龍(画像2,3,4)のようなバランスを持つ繊細でありながら迫力を放ち続ける標本です。さらに最も特筆すべきことは繊細な紫水晶が様々なバランスで群生する賑やかさが最大の特徴とするカルール産アメジスト標本に相応しいバランスだけでなく、実はこちらの標本は中心に玉髄の芯部が確認でき、外部に紫水晶が覆う円柱状産状という流通の最も多いアメジスト産状(画像10:前述産状のスライス標本)に、結晶の発達が止まり、中心の玉髄が完全に覆われていない成長の過程を記録した一点物となる独特な産状が観察できる標本で、今回の初夏特別放出のために特別に選んで出品致します。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
サイズ:約98x56x50mm重量:約53グラム産地:Karur District, Tamil Nadu, India.
紫水晶の名産地であるインドのカルール地域からの紫水晶、玉髄と方解石の共生標本、10センチに近い大型標本です。お米のような潤い質感を持つ薄紫色アメジスト群晶が真っ直ぐ伸びるチューブ状玉髄を中心にうねり上がり、アメジスト群晶の叢の中に明るい赤い蛍光を放つ方解石の六面体結晶が隠れ、全体はまるで昇龍のようなバランスを持つ繊細でありながら迫力を放ち続ける標本です。さらに最も特筆すべきことは繊細な紫水晶が様々なバランスで群生する賑やかさが最大の特徴とするカルール産アメジスト標本に相応しいバランスだけでなく、実はこちらの標本は中心に玉髄の芯部が確認でき、外部に紫水晶が覆う円柱状産状という流通の最も多いアメジスト産状に、結晶の発達が止まり、中心の玉髄が完全に覆われていない成長の過程を記録した一点物となる独特な産状が観察できるカルール産紫水晶標本です。 インドの最南部の東側に位置するタミル・ナードゥ州は西側のケーララ州に隣接し、南東側にはポーク海峡とマンナール湾を挟んでセイロン島即ち現在のスリランカが位置します。タミル人の地を意味するタミル・ナードゥ州とスリランカ北部の一部は世界最古の言語の一つであるタミル語が話され、州全体は農業と製造業が主な産業で、インドの中で最も都市化が進んだ州でもあります。州中部のカルール県にペグマタイト鉱脈が存在し、古来の宝石、鉱物産地として知られています。カルール地域で採掘された紫水晶の一部は繊細な細長い結晶が様々なバランスで密生し、その賑やかな産状で紫水晶の名産地とされています。紫水晶の採掘は現在でも行われていますが、長年の乱獲によりカルール産紫水晶として評価される繊細な細長い結晶が密生する産状が現在の市場でなかなか出会えない存在となりました。こちらの商品はカルール地域からの紫水晶、玉髄と方解石の共生標本、10センチに近い大型標本です。お米のような潤い質感を持つ薄紫色アメジスト群晶(画像9:松茸水晶の産状を持つ個体もたくさん確認できます)が真っ直ぐ伸びるチューブ状玉髄を中心にうねり上がり、アメジスト群晶の叢の中に明るい赤い蛍光を放つ方解石の六面体結晶(画像4,5,6,7)が隠れ、全体はまるで昇龍(画像2,3,4)のようなバランスを持つ繊細でありながら迫力を放ち続ける標本です。さらに最も特筆すべきことは繊細な紫水晶が様々なバランスで群生する賑やかさが最大の特徴とするカルール産アメジスト標本に相応しいバランスだけでなく、実はこちらの標本は中心に玉髄の芯部が確認でき、外部に紫水晶が覆う円柱状産状という流通の最も多いアメジスト産状(画像10:前述産状のスライス標本)に、結晶の発達が止まり、中心の玉髄が完全に覆われていない成長の過程を記録した一点物となる独特な産状が観察できる標本で、今回の初夏特別放出のために特別に選んで出品致します。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
注意事項
※写真は白熱灯/UVライト環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。