■ 樹齢約100年 米栂 ■
鉢／和丸








幅82.4cm×奥行55.4cm×樹高32.3cm (鉢込高さ47.0cm)


東日本山岳地帯に多く自生する米栂は、様々な葉性の大きさがありますが、この樹はその中でも群を抜くほどの極性と言える細やかな葉と、詰め込まれた性の良さが表す芽吹きがあります。

洞サバを持つ幹味は、懸垂しまた上がり、愛好家が数十年の愛培を続けた足跡が樹相の中に窺えます。

中型作品として、このままの姿でも飾れますが、使用されている常滑鉢は、土目と器形共に古渡の烏泥を踏襲するような良さを秘めています。


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