信濃楽器のドレッドノートタイプです。

一般的には流通していないモデルで、試作品みたいな感じです。通常ヘッドにある「Shinano」のロゴもありません。

白蝶貝のポジションマーク、アバロンのバインディングの縁取り、金色のペグ、厚手のピックガードと豪華な仕様です。

全体的には杢目を生かしたマット仕上げのようなクリアー。個々の細部の仕上げは粗いです。

弦高は12fで約4mmですが、トラスロッド、サドルともに触っていません。余裕はあるようです。

昭和50年代のギターですが、冷暗所で長い事眠っていたようで、トップの日焼けがほとんどございません。

磨けるところは磨きました。
エキストラライトゲージを張ったばかりなので、チューニングすればすぐにお弾きいただけます。

ネックはかなり太め、バインディング、フレットの処理は粗いです。ネック裏に目立たないような傷がございます。


肝心の音ですが、骨太のバランスのとれた枯れたサウンドです。コードストロークなども綺麗です。